マルチ回収

上の写真は何かといいますと、レタスを栽培する際に使用していた

ポリマルチの片付けの様子です。

レタスで使用している白マルチの役割は様々ありますが、大きなものとして

雑草の抑制、土壌水分の保持、地温の抑制、土の跳ね上がり防止などがあります。

他作物に比べると、マルチを張る作業や片付け作業など手間がかかりますが

高温、多雨の日本の夏の気候ではこれなしというわけにはいきません。

綺麗に収穫が済んだ後の片付けだと気持ちも乗りますが、

色々な理由により収穫できずに、作物が残った状態での片付けだと

気持ちも良くない上に、一度刈り取ったりする手間も増えてしまいます。

そういう面では今季は気持ちよく片付けられていると思います。

ちなみに生分解マルチという、土に還る素材で出来たものもあるのですが

ポリ素材に比べ3倍ほどの価格がするために、この片付けや処分料のコストを

考えてもなかなか手が出ないのが実情です。

CO2削減などの観点からいっても、せっかくの良い資材を

国などが後押しして使えるようになっていくといいのですが。


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